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SMを詰め込んだ短編集
第14章 敵と味方 奴隷/SM(風味)
大の字で釣り上げられ、何時落っことされるか分からない鈴は恐怖に涙が止まらない。それに、こんな大勢の前で足を大きく開いて逆さづりにされ、本当に殺してほしいと叫んだ。
男たちは、ただ笑うばかりだった。

神輿のように全脚しながら進んできた鈴のおまんこは、可哀そうなほど濡れそぼって真っ赤になっていた。

「おい!敗戦国の魔女め!喧嘩を売ったこの国に謝れ!!」
「ぎゃああああっっ!!!」

ばしん。

バラ鞭が、逆さづりにされ、大きく開脚された足の間に振り下ろされた。
電気でも当てられたかのように体が跳ねる。
しかしそれは一瞬だけで、首と両手を拘束され、ぐったりと力が入らない鈴はそれ以上動くことが出来ない。更に人とは、逆さになるとほとんど力が入らない。

痙攣する鈴に構わず、ばしんばしんと次々にバラ鞭が振り下ろされた。
意地汚い豚め、恥を知れ、金の亡者め。
そんな言葉とともに鞭が下ろされ、幼気なおまんこは真っ赤に腫れあがり、ピンク色の乳首と曖昧な乳輪、真っ白い乳房のコントラストが美しかった鈴の胸まで真っ赤になった。

言われは、鈴に全く関係のないことばかりだった。
大国に喧嘩を売ったのは、国王の、父の一存だ。鈴が始めたわけでないし、金が欲しいと願ったわけでもない。
鞭の音が漸く止んだのは、叫び声が呻き声に変わった頃だった。
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