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SMを詰め込んだ短編集
第14章 敵と味方 奴隷/SM(風味)
ずるずると地面に下ろされた鈴に待っていたのは、男根責めだった。
鞭責めと叫び声に興奮した男たちは鈴のちいさなおまんこに、怒張して体液を零す男根を競うように突っ込んで、好き放題腰を振った。
一人がおわるまで、黙って見つめる群衆ではない。
真っ赤になった乳房を掴み、乳首を舐め、摘まみ、爪を立て、捩じる。皮を被ったクリトリスを強制的に出し、そこに吸い付く者も現れた。
悪魔だ、魔女だと十字架でお尻を叩く者、ぴょこんと飛び出たクリトリスにまで十字架責めを受けた。
すっかり勃起したクリトリスを十字架の尖った部分でぐりぐりと押しつぶし、ハンマーのようにしてクリトリスを叩く。訳が分からないうち、膣の奥に熱い精液を注がれて、息つく間もなく次の男根が捻じ込まれた。
口にも勿論男根を捻じ込まれ、喉の奥に精液を注ぎ込まれ、鈴は精液だけでお腹がいっぱいになった。
それでも群衆はやめようとしなかった。
だれかがワインボトルを持ってきた。それに気が付いた群衆は、鈴をくるんとひっくり返す。力が全く入らない鈴は簡単に四つ這いにされた。
それを、鈴のちいさなお尻の窄みにずっぷりと突き立てた。

「いああああっやっぬいてぇぇぇぇ!!!」

叫びは笑いに掻き消された。
ごぼごぼと音を立ててお腹の奥へ消えていく赤ワインを笑いながら鑑賞し、全てお腹の奥へ入った瞬間に勢いよく引き抜いた。

「いあああああああ!!!」

鈴の絶叫と共に赤い液体が弧を描く。嗚咽には、笑いで返された。
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