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SMを詰め込んだ短編集
第15章 SNS/SM

“歯磨き粉持っておいで”
すかさずレンからの指示。ああ、あたしの好きな攻めだ!
嬉しくなって、机に隠していた強烈なメンソールが売りの歯磨き粉を取りに行く。下半身出しながら部屋を移動するなんて滑稽で恥ずかしくって、気持ちいい。
「持ってきた。塗るの?」
ベッドの上に持ってきた歯磨き粉を置いて写真を撮った。その画像と共にDM送ってちゃんと報告する。あたしの行動、レンに全部見て欲しい。そして、あたしを褒めて。
“ちゃんとできて偉いねりん。まるで犬だ”
──ぞくり
背中が粟立つ。飼い主に従順で、褒められることが嬉しくて何でも言うこと聞いちゃうあたしは、…ああ、確かに犬かもしれない。
“さて、かわいいワンちゃん。ワンちゃんらしく四つ這いになって。クリトリスに好きなだけ歯磨き粉を塗って。しっかり塗り込むんだよ”
はい、じゃなくて、ワンって返事した方がいいのかな、なんて。そんな馬鹿げたことを思いながら、歯磨き粉のキャップを開ける。爽やかで強烈なミントの香りが鼻腔を抜けて、指に3センチほど載せた。枕に頭を付けて、指は勃起したクリトリスに向かう。ああ、このミントの香りだけでイっちゃいそう。
「ん…!」
指先がクリトリスに触れた。瞬間、過ぎるほど強いメンソールが容赦なくクリトリスに浸透していく。腰が震えて大きな声をあげそうになったが、ぐっと堪えて、その強烈な刺激に怯むことなく歓喜に震えるクリトリスに歯磨き粉を塗り付けた。
クリクリと円を描くようにして塗り付け、指の腹いっぱいで擦りあげる。
「あっ!あっ!やああっ…」
声を抑えることなんて、とても無理。
すかさずレンからの指示。ああ、あたしの好きな攻めだ!
嬉しくなって、机に隠していた強烈なメンソールが売りの歯磨き粉を取りに行く。下半身出しながら部屋を移動するなんて滑稽で恥ずかしくって、気持ちいい。
「持ってきた。塗るの?」
ベッドの上に持ってきた歯磨き粉を置いて写真を撮った。その画像と共にDM送ってちゃんと報告する。あたしの行動、レンに全部見て欲しい。そして、あたしを褒めて。
“ちゃんとできて偉いねりん。まるで犬だ”
──ぞくり
背中が粟立つ。飼い主に従順で、褒められることが嬉しくて何でも言うこと聞いちゃうあたしは、…ああ、確かに犬かもしれない。
“さて、かわいいワンちゃん。ワンちゃんらしく四つ這いになって。クリトリスに好きなだけ歯磨き粉を塗って。しっかり塗り込むんだよ”
はい、じゃなくて、ワンって返事した方がいいのかな、なんて。そんな馬鹿げたことを思いながら、歯磨き粉のキャップを開ける。爽やかで強烈なミントの香りが鼻腔を抜けて、指に3センチほど載せた。枕に頭を付けて、指は勃起したクリトリスに向かう。ああ、このミントの香りだけでイっちゃいそう。
「ん…!」
指先がクリトリスに触れた。瞬間、過ぎるほど強いメンソールが容赦なくクリトリスに浸透していく。腰が震えて大きな声をあげそうになったが、ぐっと堪えて、その強烈な刺激に怯むことなく歓喜に震えるクリトリスに歯磨き粉を塗り付けた。
クリクリと円を描くようにして塗り付け、指の腹いっぱいで擦りあげる。
「あっ!あっ!やああっ…」
声を抑えることなんて、とても無理。

