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SMを詰め込んだ短編集
第16章 私のかわいい双子たち/SM
「俺暇じゃん」
「おっぱい譲ってあげるって言ってるのに。それにいつも蓮音ばっかりずるいよ」

ぱん、ぱんと指先であたしの濡れそぼったそこを叩きながら、紫音は不貞腐れている。こちとらびくびく腰を震わせているのに、蓮音は「今日だけだからな」なんて、まるであたしを所有物みたいに言ってのけた。

「あは。びくびくしててかわいい」
「叩かれるの好きだもんな?」
「そうだよね。鞭打ちはご褒美になっちゃうかな…」
そう言いながら紫音は叩く指を少し強くしてきた。
ぱんぱんと乾いた音は次第に湿り気を帯びた音に変わってきて、恥ずかしくて膝を合わせようと力を込めた。勿論、背後から蓮音にがっちりと固定されているので全く叶わない。

蓮音の長い腕は、あたしの足を肘に掛けたまま指先を乳首へと這わせた。膝が肩に付きそうなほど持ち上げられ、恥ずかしいクロッチ部分は紫音の前に完全にさらけ出されてしまった
「いいねこれ。蓮音はいつもこんな良い場所占拠してたんだ?」
「あとで代われよ」
「えー絶頂管理したい。ねぇ鈴ちゃん、今日は僕がしてもいいよね?…返事は?」
ぱんっ、と一際鋭い音が耳を劈いて、宙ぶらりんになった爪先が電気を浴びたように跳ねた。すかさず蓮音が服の裾から手を入れて、カップからはみ出た乳首をぎゅむりと摘まみ上げる。そのまま指の腹で捏ねられ、無理な体制で一生懸命腰を捩った。
「腰が返事してる」
「僕が一生懸命乳首を開発してあげたんだもんね。気持ちいいよね?」
「あっ…蓮音っ…引っ張っちゃ…!」
「どこまで伸びるんだろうな。伸び切ったまま戻らないようにしてやろうか」
「や!だめぇっ」
ぎゅっと引っ張ったままぐりぐりと捏ねられ、ぞくぞくと甘い電流が体中を駆け巡っているみたいだ。思わず背中を仰け反らせてしまって、更に引っ張られると言う悪循環。分かっているのに体がまるでいう事を聞かない。しかも蓮音は私の膝を肘に掛けているから、私が足を伸ばそうと藻掻くと蓮音の肘も開き、より乳首がギリギリと引っ張られてしまう。そのたびに黒いショーツの奥からどろりと熱い液体が垂れるのを感じていた。
「鈴ちゃん。腰引かないで」
人体の構造上、胸を上げると腰が引く。わかってる。わかってるけど、意に反してびくびく震える体は一層仰け反った。だから、紫音の言うことを無視してるみたいになって、紫音を纏う空気が一気に氷点下まで下がった。
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