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SMを詰め込んだ短編集
第16章 私のかわいい双子たち/SM
「いつ見てもうまそーだよな。白くてむちむちしてて…」
そっと触れる指の感触に背中が粟立つ。内腿に指を這わせる進行方向に期待して、体の奥からとろりとした熱い体液が零れてしまう。蓮音は見逃してはくれなかった。
「期待してんだ?」
「やっ…」
紫音に足で踏まれたり指で叩かれたり手のひらで叩かれたりと、散々までに酷い扱いを受けたはずなのに。蓮音の視線がもう砦の意味を成していないクロッチ部分を凝視するそこは、自分でもわかるくらいに歓喜に震えていた。
蓮音ががちゃがちゃと自分のベルトを外す。見せつけるようにタイトなデニムからしゅるりと抜き取って、笑った。
「期待に応えてやるよ」
いやいいです結構です。そう言いたいのに、蓮音はベルトを二つ折りにすると、輪のほうであたしの内腿を撫でた。
「あっ…蓮音っ…」
「この真っ白い肌があかくなってくのって、最高に綺麗だよな」
するすると撫で上げる感触に膝が震える。このあと起こるであろう感覚に恐怖して…期待して。息を詰め、ベルトの行方と蓮音の顔を交互に見遣る。蓮音は目をぎらぎらさせて頬をあかくしていた。
その顔にぞくりと背中が粟立つ。
──ああ、オスの顔…
思った瞬間、蓮音がベルトを振り上げた。
「っきゃああっ!」
ぴしりと鋭い音の後、右の内腿が火傷したみたいな感覚。思わず仰け反ると、間髪入れずに二回目の音。余韻が醒めないうちに、三回目。四回目で足を閉じてしまったから、五回目はクロッチ部分を直撃した。
「脱げ」
蓮音の低い声が荒い呼吸の合間に聞こえる。手を拘束されてるんだからそんなの無理だと言いたいのに、あたしは痛みとあまく痺れる余韻に呼吸も苦しくて、上手くことばに出来なかった。
返事がないことに怒ったのか、それとも知ってて言っているのか分からないが、六回目もクロッチ部分を打たれた。自分の叫ぶ声が自分の耳を劈く。
いたい、いたい、あつい、きもちい、きもちいいの…!
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