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SMを詰め込んだ短編集
第16章 私のかわいい双子たち/SM
叫び声に混ぜたあまい感覚は、蓮音に届いたかどうかなんて分からない。だけど、蓮音は笑った。直接打ってやるよって、あたしのぐしょぐしょに濡れたショーツを乱暴に脱がせた。
「…ねぇ、人に取りに行かせておいて、随分たのしそうだね?」
「ああ、紫音。戻ってたのか」
「なにその言い草。ひどいなぁ」
部屋の入口に凭れ、あからさまに不機嫌な顔をした紫音が腕を組んでこちらを睨みつけている。その冷たい目が怖くて…──ちがうなにかを、期待して…たった今纏うものを失くしたはずかしいソコがじわりと熱くなった。
ひたひたと床を歩く音。そんな怒んなって、と笑う蓮音。ばくばくと高鳴るあたしの心臓。
無言で蓮音のベルトを引っ手繰ると、紫音はぱしりと床を打った。
「ひっ…!」
「ねえ鈴ちゃん。まんこ打たれて気持ちよかった?蓮音優しいから、あんまり痛くされなかったでしょ。革のほうで打ってもらったんでしょ。…ねえ、金属のほうで打ったら、鈴ちゃんはどうなっちゃうの?」
ぱしん、ぱしん。乾いた鋭い音は床を鳴らす。まるでサーカスの調教師だ。
…そうだったとしたら、あたしは調教されてる動物だ。
従順にこの音に反応し、痛みで芸を覚え、調教師に生かされている…ショウのための動物。
ああほら、この恐ろしい音を聞くだけで蓮音のベッドがみるみる濡れていく。
「あはっ。ほんと鈴ちゃんって変態だよね。もっとよく見せて」
「俺がやってやるよ」
いや、とかだめ、とか。そんな言葉は全部聞き流されて、蓮音があたしのぐしょぐしょに濡れたソコを両手で大きく開かせた。冷たい外気に晒され、びくびく震えるソコを双子が覗き込む。カーテンを閉めているとはいえ昼間だ。明るい部屋に晒されたあたしの一番恥ずかしいソコを寸分狂いなく捉えるふたりの視線。逃れるように目を閉じても、そんなことは全く意味をなさないことなどよくわかっている。分かっているけど、そのくらいしか出来なかった。
「…ねぇ、人に取りに行かせておいて、随分たのしそうだね?」
「ああ、紫音。戻ってたのか」
「なにその言い草。ひどいなぁ」
部屋の入口に凭れ、あからさまに不機嫌な顔をした紫音が腕を組んでこちらを睨みつけている。その冷たい目が怖くて…──ちがうなにかを、期待して…たった今纏うものを失くしたはずかしいソコがじわりと熱くなった。
ひたひたと床を歩く音。そんな怒んなって、と笑う蓮音。ばくばくと高鳴るあたしの心臓。
無言で蓮音のベルトを引っ手繰ると、紫音はぱしりと床を打った。
「ひっ…!」
「ねえ鈴ちゃん。まんこ打たれて気持ちよかった?蓮音優しいから、あんまり痛くされなかったでしょ。革のほうで打ってもらったんでしょ。…ねえ、金属のほうで打ったら、鈴ちゃんはどうなっちゃうの?」
ぱしん、ぱしん。乾いた鋭い音は床を鳴らす。まるでサーカスの調教師だ。
…そうだったとしたら、あたしは調教されてる動物だ。
従順にこの音に反応し、痛みで芸を覚え、調教師に生かされている…ショウのための動物。
ああほら、この恐ろしい音を聞くだけで蓮音のベッドがみるみる濡れていく。
「あはっ。ほんと鈴ちゃんって変態だよね。もっとよく見せて」
「俺がやってやるよ」
いや、とかだめ、とか。そんな言葉は全部聞き流されて、蓮音があたしのぐしょぐしょに濡れたソコを両手で大きく開かせた。冷たい外気に晒され、びくびく震えるソコを双子が覗き込む。カーテンを閉めているとはいえ昼間だ。明るい部屋に晒されたあたしの一番恥ずかしいソコを寸分狂いなく捉えるふたりの視線。逃れるように目を閉じても、そんなことは全く意味をなさないことなどよくわかっている。分かっているけど、そのくらいしか出来なかった。