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SMを詰め込んだ短編集
第16章 私のかわいい双子たち/SM
「やああああっ!」
あたしを挟んで前後に立った背の高い双子が容赦なく引っ張り上げることで、固いナイロンタオルが割れ目にぎりぎりと食い込む。無数のナイロンの突起が余すところなくちくちくと刺した。
膝立ちでは仰け反ることも爪先立つこともできず、しかも後ろ手に拘束されているから抵抗することなど皆無だ。
「やああっ!やめっ!」
「これからだぜ鈴。紫音」
「わかってるよ。蓮音からね」
これ以上どうしようというのか。
あたしが答えを出すより早く、蓮音がナイロンタオルを手前に引いた。
「ひっあああああ!!」
「どうだ鈴?気持ちいいか?」
「固いの気持ちいいでしょ。次は僕ね」
しめ縄みたいに固く、じょりじょりの突起がたくさん付いたナイロンタオルが、あたしのそこをぞりぞりと擦り上げる。じりじりと後ろへ流れていき、一気に手前に擦り上げた。
じょりじょりじょりじょり。ずりずりずりずり。泣こうが叫ぼうが仰け反ろうが、双子の手は休まらない。それどころか速度を増して割れ目の全てを擦り上げ、ぴかぴかに磨いていく。引っ張り上げる力を全然弱めてくれないから、勃起したクリトリスが悲鳴を上げた。
「いいね、最高のBGMだ」
「イきっぱなしだね鈴ちゃん」
「ほら、ちゃんと足に力入れてねぇと食い込む一方だぞ」
「いいんじゃない?もっと強く擦って欲しいんだよ」
「こうか?」
「あはは!かわい~!がっくんがっくんしてる」
「またイった」
「鞭打ち好きだもんね。今度は金属の方で叩いてあげる」
「今度は鈴を支えるモン用意しねぇと」
「いいね。おっぱい吊りしたい」
「乳首も吊って」
「テグスで吊ろうよ。倒れ込んだら千切れちゃうやつ」
「それなら勃起クリトリスも吊ってやろう」
「吊ったまま電マ当てたらどうなるかな」
「かわいい鈴が見れると思う」
「クジラみたいに潮吹いたりして」
「そりゃ最高だ」
「明日にでも」
「なあ、鈴…」
「あははっ。想像しちゃったのかな」
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