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SMを詰め込んだ短編集
第16章 私のかわいい双子たち/SM
いよいよもって力が入らなくなり、前のめりになったあたしの足の間を、容赦という言葉を忘れてしまった固いナイロンタオルが往復する。じょりじょり、ぞりぞり。何回イったか分からない。フレアスカートと黒いエプロンがその度に揺れて、時々ナイロンタオルに絡まった。
「なあ、やっぱこれ邪魔じゃね?脱がそうぜ」
「えー、やだよ。メイドさんをいじめてるみたいで楽しいし」
「メイド…あ、そうだ。せっかくならメイドらしく調教してやろうぜ」
…こういう時の双子はテレパシーでも使えるんだろうか。
イきすぎてもう頭が痺れ、なにも考えられない。
分かったことは、あたしの割れ目を好き勝手往復していたナイロンタオルが離れていき、あたしは蓮音に抱えられて机の上に乗せられたことと、紫音がガラスコップをもうひとつキッチンから持ってきたということだけだ。

カシャンと音を鳴らし、ふわふわのファーが付いた手錠が外される。手首にはくっきりと赤い跡が残されていた。
「М字に開け」
腕をさする暇もなく蓮音が冷たく言った。
あたしは従順に言われた通りに机の上にしゃがみ込んでМ字に足を開く。もう抵抗する力なんか残っていない。
スカートと黒いエプロンを膝とお腹の間に挟まれてしまったから、恥ずかしいところが双子の眼前に曝け出されてしまっている。
「メイドさんはご主人様のいう事を聞かなきゃいけないよね。あと、仕事をきっちりこなさなきゃだめなんだよ」
何を言ってるんだろうこの人。なにが言いたいのだろうこの双子たち。
意味も分からずただぜいぜいと呼吸しているあたしの前で、ピッチャーに汲んできた水を、ふたつのコップになみなみと注いだ。
「両手に一個ずつ持つんだよ。そうそう」
「鈴、何があってもその水零すなよ」
「腕を横に伸ばして」
「肘曲げんなよ」
「がんばってね」
紫音はナイロンタオルとマッサージ器を。
蓮音は、双子お気に入りの立派なディルドを。
あたしは嫌な予感しかしなかった。
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