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SMを詰め込んだ短編集
第5章 ようこそ奴隷パーティへ!/SM・奴隷
「生憎だけど伯爵。彼女はペットでも奴隷でもない。僕の大切な人だよ」
「なんと!」
どきりとした。こっそり斜め下からお顔を伺ってみる。温厚を絵に描いたような蓮様は眉間に皺をよせ、眼光を鋭くしていた。
そんなお顔も素敵…
私はどこまで蓮様を愛しているのかと心内で苦笑いした。
「そ、それは失礼を…」
いきなり汗びっしょりになった男性は不自然に笑って見せる。
「もしもお気持ちが変わってペットが欲しくなればいつでもどうぞ!遊園地で風船を買う気持ちのように軽くお考え下さいませ!いらなくなったら戻せばいいだけの話でございます!蓮様はお久しぶりでいらっしゃいますから、軽く館内のご説明を今一度」
「うん。頼むよ」
「かしこまりました!館内の奴隷はどれだけ鞭で打っても辱めても構いません。もしお気に入りを頂きましたらばその場でお買い上げも結構でございます!ここにいる“花瓶”も“燭台”も販売致しております故、ご検討いただけますと幸いです!ああそうだ。花は館内でお買い求め頂けますので、どうぞあの“花瓶”に挿してやってくださいませ!穴はどちらでも結構でございますよ!もし花を挿しすぎて裂けてしまったとしても結構でございます。それは“花瓶”が悪うございますので!それからお手洗いは向かって右、精液用御手洗いは左でございますのでどうぞご自由にお使いくださいませ!」
精液…なんて?
聞き覚えのない単語に思わず左を向いた。全裸のまま鎖に繋がれ、檻に入れられている少女たち。ただし手足は檻から出ていて、割れ目が完全にむき出しになっていた。手摺に鎖で繋がれているだけの女性も数名。どの少女ももれなく虚ろな目をして体中白い液体に塗れていた。
「なんと!」
どきりとした。こっそり斜め下からお顔を伺ってみる。温厚を絵に描いたような蓮様は眉間に皺をよせ、眼光を鋭くしていた。
そんなお顔も素敵…
私はどこまで蓮様を愛しているのかと心内で苦笑いした。
「そ、それは失礼を…」
いきなり汗びっしょりになった男性は不自然に笑って見せる。
「もしもお気持ちが変わってペットが欲しくなればいつでもどうぞ!遊園地で風船を買う気持ちのように軽くお考え下さいませ!いらなくなったら戻せばいいだけの話でございます!蓮様はお久しぶりでいらっしゃいますから、軽く館内のご説明を今一度」
「うん。頼むよ」
「かしこまりました!館内の奴隷はどれだけ鞭で打っても辱めても構いません。もしお気に入りを頂きましたらばその場でお買い上げも結構でございます!ここにいる“花瓶”も“燭台”も販売致しております故、ご検討いただけますと幸いです!ああそうだ。花は館内でお買い求め頂けますので、どうぞあの“花瓶”に挿してやってくださいませ!穴はどちらでも結構でございますよ!もし花を挿しすぎて裂けてしまったとしても結構でございます。それは“花瓶”が悪うございますので!それからお手洗いは向かって右、精液用御手洗いは左でございますのでどうぞご自由にお使いくださいませ!」
精液…なんて?
聞き覚えのない単語に思わず左を向いた。全裸のまま鎖に繋がれ、檻に入れられている少女たち。ただし手足は檻から出ていて、割れ目が完全にむき出しになっていた。手摺に鎖で繋がれているだけの女性も数名。どの少女ももれなく虚ろな目をして体中白い液体に塗れていた。