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SMを詰め込んだ短編集
第5章 ようこそ奴隷パーティへ!/SM・奴隷
「おや、そちらのお嬢さんは初めてご覧になりますか?どうです?繋がれて、たくさんの精子を飲んでみたくはないですか?ああ、飲むと言っても必ずしも口だけではありませんよ。女のアナはいくつかありますからね…」
嫌な笑みを浮かべ、私のほうへにじり寄ってくる。
いや…声に出す前に蓮様が私を後ろに隠した。
「伯爵…僕の話を聞いていなかったのか?」
地の底を這うような声。
男性は慌てて首を振り、汗を滴らせてどもりながら次の扉を開けた。
「まさかまさか!蓮様にご冗談など失礼でしたね…さあさ奥へどうぞ!」
「行くよ鈴」
「はい」
更に薄暗い空間へ二人で入った。
ばたんと閉められた後、複数の女性の悲鳴を背後で聞いた。
何とも言えない匂いはこの部屋からしているようだった。あちこちから艶めかしい声、悲鳴、うめき声、鞭の音、笑い声…しがみ付く手に力が入る。
さっきよりも薄暗く、灯を辿ればやはり吊られて足の間に蝋燭を刺された女性。
「僕から離れるんじゃないよ」
「はい…蓮様…」
一歩足を踏み出すと、誰かにぶつかる…というか、柔らかいものを踏んだ感触。
慌てて足を上げるとそこには全裸で四つ這いになり、首輪を付けた女性が泣きながら呻いていた。
「これは失礼、お嬢さん。おい、さっさと歩け!」
「んんんん!!」
轡を噛まされた四つ這いの女性は背中に鞭を受け、ゆるゆると手足を動かした。手と足にそれぞれ枷をつけられ、金属音を響かせている。
「鈴」
「はいっ!」
ぐっと腰を引き寄せられて、蓮様の体温を右半身で感じる。
「怖がらなくていい。あれはペットだよ。まだあまり調教が進んでないみたいだけどね…ああほらあれを見てごらん。しっかり調教されたペットはああいうふうになる」
嫌な笑みを浮かべ、私のほうへにじり寄ってくる。
いや…声に出す前に蓮様が私を後ろに隠した。
「伯爵…僕の話を聞いていなかったのか?」
地の底を這うような声。
男性は慌てて首を振り、汗を滴らせてどもりながら次の扉を開けた。
「まさかまさか!蓮様にご冗談など失礼でしたね…さあさ奥へどうぞ!」
「行くよ鈴」
「はい」
更に薄暗い空間へ二人で入った。
ばたんと閉められた後、複数の女性の悲鳴を背後で聞いた。
何とも言えない匂いはこの部屋からしているようだった。あちこちから艶めかしい声、悲鳴、うめき声、鞭の音、笑い声…しがみ付く手に力が入る。
さっきよりも薄暗く、灯を辿ればやはり吊られて足の間に蝋燭を刺された女性。
「僕から離れるんじゃないよ」
「はい…蓮様…」
一歩足を踏み出すと、誰かにぶつかる…というか、柔らかいものを踏んだ感触。
慌てて足を上げるとそこには全裸で四つ這いになり、首輪を付けた女性が泣きながら呻いていた。
「これは失礼、お嬢さん。おい、さっさと歩け!」
「んんんん!!」
轡を噛まされた四つ這いの女性は背中に鞭を受け、ゆるゆると手足を動かした。手と足にそれぞれ枷をつけられ、金属音を響かせている。
「鈴」
「はいっ!」
ぐっと腰を引き寄せられて、蓮様の体温を右半身で感じる。
「怖がらなくていい。あれはペットだよ。まだあまり調教が進んでないみたいだけどね…ああほらあれを見てごらん。しっかり調教されたペットはああいうふうになる」