この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
SMを詰め込んだ短編集
第5章 ようこそ奴隷パーティへ!/SM・奴隷
それが中盤に差し掛かった時、急に歩みが遅くなってきた。縄が食い込みだしたようだ。
うう…と呻きながら食い込んだこぶを渡る。段々と一歩が出せなくなってきているようだ。それもそのはず。最初は跨って、おそらく太もも辺りにあったのだろう縄は彼女たちのおへそよりも少し高い位置にまでなっている。真ん中の彼女の挟んだ縄からぽたりと雫が垂れた。完全に彼女の歩みは止まってしまった。
左右の女性たちは何とか歩こうと数ミリずつ足を出すものの、よく見ればコブも大きくなってきている。割れ目よりも高い位置にぴしっと張られた縄を歩くだけでも相当なのに、あの大きなコブを乗り越えるのはとても無理そうだ。
3人の歩みがぴたりと止まってしまうと、今度は客の男性が罵声を浴びせながら一番向こうの女性のもとへ近付いて行った。それを見た他の男性客も我先にと縄に跨った女性たちに近付く。
ある人は乳首を引っ張り強制的に歩かせ。ある人はお尻を叩きながら歩みを促し。腰を掴んで押し出す人、鞭を持ち出す人、足を叩き上げて強制的に歩かせる人…。あたりは怒号と鞭の乾いた音、悲鳴と笑い声で包まれていった。しかし誰一人として縄を下げてやる者はいなかった。終ぞ胸の下まで縄が上がり、それでも叩き、引っ張り、押し出しと無理矢理コブを渡らせ歩かせた。
うう…と呻きながら食い込んだこぶを渡る。段々と一歩が出せなくなってきているようだ。それもそのはず。最初は跨って、おそらく太もも辺りにあったのだろう縄は彼女たちのおへそよりも少し高い位置にまでなっている。真ん中の彼女の挟んだ縄からぽたりと雫が垂れた。完全に彼女の歩みは止まってしまった。
左右の女性たちは何とか歩こうと数ミリずつ足を出すものの、よく見ればコブも大きくなってきている。割れ目よりも高い位置にぴしっと張られた縄を歩くだけでも相当なのに、あの大きなコブを乗り越えるのはとても無理そうだ。
3人の歩みがぴたりと止まってしまうと、今度は客の男性が罵声を浴びせながら一番向こうの女性のもとへ近付いて行った。それを見た他の男性客も我先にと縄に跨った女性たちに近付く。
ある人は乳首を引っ張り強制的に歩かせ。ある人はお尻を叩きながら歩みを促し。腰を掴んで押し出す人、鞭を持ち出す人、足を叩き上げて強制的に歩かせる人…。あたりは怒号と鞭の乾いた音、悲鳴と笑い声で包まれていった。しかし誰一人として縄を下げてやる者はいなかった。終ぞ胸の下まで縄が上がり、それでも叩き、引っ張り、押し出しと無理矢理コブを渡らせ歩かせた。