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SMを詰め込んだ短編集
第5章 ようこそ奴隷パーティへ!/SM・奴隷
蓮様!
私の声が届かないのか、蓮様は360度から声を掛けられ、私に気が付かない。
どうしよう、通してください、あの、蓮様!
至る所からの悲鳴、怒号、工事現場ほどの大音量のモーター音。
どうしよう、蓮様、鈴はここです!
一生懸命声を上げるが、蓮様は一向に気が付いてくださらない。
ぽん、と肩を叩かれた。
「お嬢さん、おひとり?さっきレースを鑑賞していたね?おお、近くで見るとより可愛らしいな。この拷問椅子が随分気に入ったようだね…座ってみるかい?」
振り返ると見知らぬ男性がにやにやと私の腕や肩を触る。
「あの、違います私、離して…」
「おいちょっときみ、あの拷問椅子を使ってみたいのだが」
「や、違いますお願い待って!」
私の願いはかなわず、販売員と書いた腕章をつけた人がにやにやしながら奥へ消えていった。何とかして蓮様の元へ行かなくてはと掴まれた腕を引き剥がそうとしたが、思いのほか力が強くて抜け出せない。
「こちらで?」
「ああ、これだ。お嬢さんほら、座りなさい」
「いやっ!やめて!お願い離して!」
いくら何でも男性二人に押さえ付けられれば無抵抗に等しかった。最初に腕を拘束されて、それから二人がかりで足を持ち上げられ、あっという間に足をベルトで固定されてしまった。
恐怖で体が震える。あの“奴隷”と同じ格好になってしまった。
「へへっ…お嬢ちゃん。まずはおまんこを見せなさいね」
気持ち悪い笑みを浮かべ、メイド服を捲り上げられた。
「おやおや、お嬢ちゃん…かわいい顔してオープンクロッチとは随分淫乱なんだね?嫌がってた割には随分ぐっしょりにしているじゃないか」
涙がぼろぼろ流れる。蓮様がいらっしゃる方向は高い背もたれで完全に死角になってしまっている。
どうしよう怖い、蓮様、助けてください…!!
「さて、ご開帳、っと」
「やめてぇ…開かないで…」
オープンクロッチの布部分を完全に開かれ、男性にすんすんと匂いを嗅がれる。ぺろりと舐め上げられる舌の感覚に虫唾が走った。いつの間にやらギャラリーが出来てしまって、私を囲んでいる。あちこちから聞こえる声に耳を塞ぎたかった。
私の声が届かないのか、蓮様は360度から声を掛けられ、私に気が付かない。
どうしよう、通してください、あの、蓮様!
至る所からの悲鳴、怒号、工事現場ほどの大音量のモーター音。
どうしよう、蓮様、鈴はここです!
一生懸命声を上げるが、蓮様は一向に気が付いてくださらない。
ぽん、と肩を叩かれた。
「お嬢さん、おひとり?さっきレースを鑑賞していたね?おお、近くで見るとより可愛らしいな。この拷問椅子が随分気に入ったようだね…座ってみるかい?」
振り返ると見知らぬ男性がにやにやと私の腕や肩を触る。
「あの、違います私、離して…」
「おいちょっときみ、あの拷問椅子を使ってみたいのだが」
「や、違いますお願い待って!」
私の願いはかなわず、販売員と書いた腕章をつけた人がにやにやしながら奥へ消えていった。何とかして蓮様の元へ行かなくてはと掴まれた腕を引き剥がそうとしたが、思いのほか力が強くて抜け出せない。
「こちらで?」
「ああ、これだ。お嬢さんほら、座りなさい」
「いやっ!やめて!お願い離して!」
いくら何でも男性二人に押さえ付けられれば無抵抗に等しかった。最初に腕を拘束されて、それから二人がかりで足を持ち上げられ、あっという間に足をベルトで固定されてしまった。
恐怖で体が震える。あの“奴隷”と同じ格好になってしまった。
「へへっ…お嬢ちゃん。まずはおまんこを見せなさいね」
気持ち悪い笑みを浮かべ、メイド服を捲り上げられた。
「おやおや、お嬢ちゃん…かわいい顔してオープンクロッチとは随分淫乱なんだね?嫌がってた割には随分ぐっしょりにしているじゃないか」
涙がぼろぼろ流れる。蓮様がいらっしゃる方向は高い背もたれで完全に死角になってしまっている。
どうしよう怖い、蓮様、助けてください…!!
「さて、ご開帳、っと」
「やめてぇ…開かないで…」
オープンクロッチの布部分を完全に開かれ、男性にすんすんと匂いを嗅がれる。ぺろりと舐め上げられる舌の感覚に虫唾が走った。いつの間にやらギャラリーが出来てしまって、私を囲んでいる。あちこちから聞こえる声に耳を塞ぎたかった。