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SMを詰め込んだ短編集
第6章 日進月歩の調教日記/ペット
思い出し笑いをしながらリードを引いてキッチンに入る。本物の犬のように俺の後を付いてくる姿がたまらなくかわいい。
自分の食事を準備し、鈴のためのプラスチック容器を取り出した。
俺と同じメニューをボウル型の容器に全部突っ込み、昼休みと退社時に出してジッパー袋に保存しておいた俺の精液を上からかけてやった。鈴には俺の精液掛けごはんしか食べさせない。鈴が大好きなケーキにも、デートの帰りに買ってきたアイスクリームにももちろんたっぷりかけてやる。

ダイニングテーブルに俺の食事を置いて、足元には鈴の食事を置いてやった。

「鈴、“ヨシ”」

キチンと正座をして待機していた鈴に合図を送ってやる。お腹がすいていたのだろう鈴は、四つ這いになって肘を折り、ボウルに頭を突っ込むようにごはんを食べ始めた。
それを見ながら俺もゆっくり食事に箸をつける。
油断していると噎せて顔を上げようとするから監視だけは忘れない。食事が終わるまではボウルから顔を離すことを禁じているので、顔を上げる素振りを見せるとリードを引っ張り足で頭を軽く踏み付ける。申し訳ございませんご主人様と謝罪があるまで決して離してやらない。ご主人様とペットは対等であってはならないのだ。
会社ではあれだけ人望があり時に厳しく部下を叱咤するこの鈴が、元直属の部下にこんな扱いをされているなんて。そう思うだけで俺のそこは熱を持ち始めた。

皿まで舐めてすっかり綺麗にさせた後は、今日半日頑張った鈴にご褒美をあげることにした。

「鈴。その下着取ってもいいよ」
「はい…」
「俺に見えるようにね」
「はい」

イくにイけず、だけど無視もできない忌々しい下着に鈴の細い手が掛かる。
М字に大きく開いてしゃがみ込むと、丸見えになったそこからとろりとした蜜が糸を引いて垂れた。
まずはにゅるりとアナルに入ったローターを取り出した。それから膣に入ったローター。ちゅぷりと音を立てて濡れそぼったそこから引っ張り出される。ローターと鈴のそこには細い橋が出来た。

「すごいね。愛液の橋だ」
「…恥ずかしい、です…」

本当に恥ずかしそうに肩で息をし、頬をこれ以上ないほど真っ赤に染める鈴の手が止まる。
どうしてこう、虐めたくなる顔をするのかな。

「手が止まってるよ。折角ご褒美上げようと思ったのに、これじゃあお預けだね」
「やっ…!!今すぐに脱ぎますからぁ…!」

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