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SMを詰め込んだ短編集
第6章 日進月歩の調教日記/ペット
遂に鈴の綺麗な目から雫がぽたりと零れた。ああ本当、なんてかわいいのだろう。
一旦立ち上がって乱暴に下着を脱ぎ捨て、すかさず“待て”のポーズをする。
М字でしゃがみ、両手を後ろ手で付いて俺に全てを見せるこのポーズ、なかなか気に入ってるんだよね。鑑賞しながら飲むビールがまた最高なんだけど、今日はご褒美をあげなきゃ。
鈴のほうへ体を向けて靴下を脱ぎ、足を組んだ。
毎日毎日このポーズをさせているのに未だに鈴は恥ずかしがって、真っ赤になったそこがきらきら光っている。

「いいよ」
「はい、失礼しますご主人様!」

嬉しそうに組んだ上のほうの足に跨る。俺の足を使ってオナニーの許可。俺の足に捕まって一心不乱に俺の足にそこを擦り付ける。やっとのことで手に入れた決定的な快楽は、鈴の目をとろとろにするのにさほど時間を要さなかった。短く喘ぎながらクリトリスを親指の爪に擦ったり足の甲で全体を擦ったり、忙しなく腰を振る。時々足の指を立ててやると喜んだ。やがて絶頂を迎えた鈴は、ありがとうございましたと土下座の形を取る。ダイニングテーブルに用意してあったウェットティッシュで足を拭きながら“待て”の指示を出した。(以前鈴の愛液で濡れそぼった足を舐めさせたことがあったが、鈴の柔らかい舌がくすぐった過ぎて俺が耐えられなかった。以降こうやってウェットティッシュで拭いている)
鈴のオナニーショウを堪能したので、本格的な調教を始めることにする。

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