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SMを詰め込んだ短編集
第2章 プライベートタイム/ペット
「りーん?誰が吐き出していいって言ったの?」

鈴の顔の上に跨ったまま冷たく見下ろすと、鈴の顔がさっと青くなった。俺が今非常に腹を立てていると気が付いたんだろう。
奥歯が噛み合わないのかかちかちと歯を鳴らし震える鈴を他所に、いつまでも未練たらしく鈴の中でピストンを繰り返すバイブを乱暴に抜き取った。その際にん、と甘く漏らす声にさえ頭に血が上る思いだった。

「…俺はさ、鈴に飲んでほしかったよ。俺で満たしたかった。鈴を支配したかった」
「ごめ、ごめんなさ、ごめんね蓮許して…」
「どうして?鈴は俺がきらい?」
「や、違う大好き、本当よ、ねぇ蓮愛してる、蓮だけ、ねぇ…」

ぼろぼろと透明な雫を遠慮なく零しながら起き上がってくる鈴をベッドに押さえ付け、さっきまで舌で愛していた敏感な乳首をぴしゃりと平手で打った。

「きゃあぁっ痛い、蓮痛いよやめて!」
「悪い子。俺を受け入れない鈴が悪い」
「ああっれ、ごめ、なさぁぁぁっ!!」

鈴の腕を纏めて押さえつけ、ぱしんぱしんと乳首目掛けて手を振り下ろす。その度に波打つ豊満な乳房は徐々に赤くなって熱を持ち始める。陸に上がった魚のように跳ねる鈴を今度は革の拘束具で縛り上げた。真っ赤になってしまったおっぱいを強調するように腕ごと縛り、足はМ字にして閉じられないようにした。

「これは罰。俺を受け入れなかった罰だよ。ちゃんと見てみなよ」
「やぁぁ…蓮ごめん、あ、あああああっ」

泣きながら喘ぐはしたない姿を姿見に映し出し、自分の状況を確認させた。鈴を後ろ抱っこの体制から縊りだされた乳首を平手で打つ。大股に開かれたまんこはどろどろに濡れ、シーツを汚した。
「罰を受けて感じてるの?本当に悪いまんこだね」

目を見開いた鈴を姿見越しに確認し、謝罪の言葉よりも前に平手を濡れそぼる悪いまんこへ振り落とした。

「きゃああああぁぁぁぁっっ!!!」
「うるさい」

左手で鈴の口を塞ぎ、再び打つ。俺の手の中で叫ぶ鈴はがくがくと震え、びしょ濡れになって俺の手まで汚すそこは叩き上げる度に歓喜に震えた。

「全然反省してないじゃん。なにまんこ叩かれて悦んでるんだよこの淫乱が!」
「ごめ、やぁ…ごめんなさい許して…ごめん、蓮ごめんなさい…」

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