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SMを詰め込んだ短編集
第7章 オイシイ ケーキ イカガデスカ /調教
「ひゃっ…ん、」
「ふふっ…冷たい?だけど、体が熱くなっているから気持ちいいでしょう?」
「うん…あ」
「いいよ、いっぱい塗ってあげる。気持ちよくなっていいんだよ」

魔女の指が滑る度、鈴は目を瞑って猫みたいな声を出した。…気持ちいいのかな…。鈴のその声は僕の心臓に直結しているみたいで、鳴くたびにどきどきした。

「さ、ここにも」
「あっ、や、はずかしい…」
「ふ…いちごがクリームの中に隠れちゃったね?」

鈴のおっぱいの天辺にクリームをたくさん乗せて、くるくるとマッサージ。猫みたいな鳴き声は段々大きくなっていって、膝をもじもじと擦り合わせていた。

「さ、お待たせ蓮くん。俺とゲームしよう」
「ゲーム?」
「そうだよ。首筋から順に舐めていって、先に鈴ちゃんのいちごを見つけたほうが勝ち」
「……いちご…」

ごくり。訳も分からず喉が鳴る。魔女はさっき、おっぱいの天辺をいちごと例えた。

「少しでもクリームが残っていると、もし先に見つけたとしても負けね。だから、残さず全部舐めるんだよ。もし蓮くんが勝ったら、布団は二組用意してあげようね。ふふ…心配ない。もし万が一負けちゃったとしてもきみたちは小さいから、一組の布団でも寝られるよね」

魔女の唇は三日月を崩さない。
まるで本当に魔法に掛けられたように、僕は鈴の首筋に吸い付いた。

「おや、フライングだ。でも俺も負けないよ」

魔女も笑いながら鈴の首筋に顔を埋める。
舌を伸ばしてクリームを舐める。とっても甘い。だけどクリームの甘さだけじゃなくて、鈴の肌の柔らかさとか匂いとか、その感触がなんでか僕のおちんちんをどくどくさせる。ぺろぺろ舐める度に鈴はにゃんにゃん鳴いた。鈴の泣き声は僕と魔女が舌を下へ下へ下げるごとに大きくなっていった。やせて鎖骨がくっきりと浮き出て、その窪みにクリームが随分溜まっていて、僕は啜るように舐める。

「ふああ、あんっあ、れんっああっ」
「ん、あまい…鈴、とっても甘いよ」
「ん、魔女、さんっあああっ」

ちゅる、と鈴の皮膚を吸って、長い大人の舌が鈴の肌を滑る。
…羨ましい。あんなふうに僕も…
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