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第1章 Sの彼氏

「ソラ先輩のものです」

迷いなく答えると先程よりも長いキスをしてもらえた。

そのご褒美はとても優しくて甘い。

しっかりと唇が触れると一気に蕩けるような感覚が体中に走る。


「いい子だね。俺の風子は」

ソラ先輩は普段はたくさん甘やかしてくれて私にとても優しい。

だけど私がいけないことをしたり、エッチをする時にはS属性が追加される。

それと同時に口調も多少厳しくなる。

簡単に言うと二重人格。


でもそんなところも好き。

どんなに苛められても愛があるから……。


それに私もエッチなことに興味津々でM。

だからソラ先輩のくれる快感の虜になっている。