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愛おしいキミに極甘な林檎を
第35章 ひとりの時間に……

やきもきして横に転がると太股にガサッと雑誌が当たった。
紙を折り曲げてしまっていないか再び雑誌を手に取ってみると、エッチなページを開いたまま置いていたようだ。
メッセージに気を取られて閉じるのをすっかり忘れていた。
ビデオ通話で話したことを思い出してハッとする。
「もしかして……」
ソラ先輩が私の太股を見たいと言っていたのはこの雑誌を確かめるため……!?
だから心配になって抱きたいと言っていたとか……?
ひとりの時間にエッチな雑誌を読んでいたことを知られてしまったと思うと、恥ずかしすぎて徐々に顔が熱くなってくる。
あんなに嬉しかったはずなのに帰って来た時が少し怖くなってきた。
きっと質問攻めにあってパンツに手を伸ばされて襲われるに違いない……。
こんな風に……――――

