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愛おしいキミに極甘な林檎を
第39章 キミに告げる愛



「んっ…、うぅう……」


「大丈夫……?」


「はい。ちょっと脚がガクガクしますけど大丈夫です」



手を作業台から放して振り向くと優しくキスをされてからベッドへ連れていかれた。


そこに座ると私を後ろから抱き締めてきて首筋に顔を埋めてくる。


休んでいるのかソラ先輩はそのまま黙っていた。


首元に触れている唇で擽ったいような、気持ちいいようなもどかしい感覚がしている。



「最近、お疲れですね」


少し時間を置いた後、仕事について触れないように話し掛けてみた。



「いや、風子こそお疲れ様。一緒に住むようになってから家に帰ってくると疲れが吹き飛ぶようになったよ」


家事をすることでしか支えてあげられない私でも役に立っていると思うと嬉しくなる。


「特に今日は癒された。こう言う格好で出迎えてくれるんだからね」


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