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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……



「ほしっ……、んっ……」


「目を潤ませて言っても何を言ってるのか分からないからなぁ」



指を咥えている時、もう片方の手で胸を鷲掴みにされて身体に快感が押し寄せた。


「っ……、んっ……、ぐ…っ…」


その快感で舐めるのをやめると指を出し入れしてきて、涙ぐんできた私を冷たい瞳で見下ろしてくる。



「欲求不満で苦しそうな顔はこれからずっと俺だけにしか見せちゃダメだから。結婚するって意味分かってるよね……?」


こくんっと小さく頭を縦に振ってからソラ先輩の頬に触れると、やっと口内を自由にしてもらえた。


「だから…ソラ先輩のことが欲しくてたまらないんです……」


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