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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……

獣のように襲ってくるソラ先輩に満足してもらえたのは三度目の射精をしてからだった。
媚薬を飲まされて欲求不満になった私の性欲もその頃には収まっていた。
朝になると仕事に行かないといけなくなる。
だからまだ眠りたくなくて、眠気と戦いながら腕枕をしてくれるソラ先輩に寄り添った。
「いっぱいエッチしましたね」
「風子が誘ってくるからいつも以上に火がついたよ」
「媚薬が効いたみたいです」
「ふっ。本当に効いていたのかい?」
「えっ?でも効果がありましたよ。一日中、ソラ先輩とエッチがしたいって思ってましたし」
「飲ませたのはビタミンのサプリメントだから。それを言おうとしたら風子が途中で会社に行っちゃうから……」
「ごめんなさい……。私も話の途中で家を出て後悔してました。
でもサプリメントって嘘ですよね?間違いなく媚薬の効果がありましたよ」

