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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……



「お爺さんや血の繋がった家族にとっても大切な娘だと思うから。でも風子が行きたくないなら俺だけで行ってくるけど……」



「私も行きます。二人で結婚するのにソラ先輩を一人で行かせるわけにはいきません」


「それじゃあ、また休日に……」


「はい!万が一反対されても今度は私が説得しますから。まず反対される筋合いがないですよね。……って聞いてます?」



……寝てる。

仕事で疲れていたし、エッチも頑張っていたから当然か……。


セックスしている時とは真逆の無防備な姿を見て微笑んだ私はソラ先輩を起こさないように静かに布団を掛けた。



一緒に寝ようと思ったけどピロートークをしているうちに目が冴えてしまった。


布団に入りながら先ほど話して気になっていたことを思い出す。


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