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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……

プラシーボ効果か……。
これはいいことを学んだ。
試してみる価値はありそう……。
あることを閃いた私はスマホで調べて、次の日からそれを実践してみることにした。
「今日の朝ご飯は栄養満点を目指して頑張ってみました。
こっちの飲み物は、痺れがなくなる私特製の魔法のドリンクなので飲んでくださいね。
自慢じゃないですけどこれで父の足の痺れが治ったんですよ」
「ははっ、ありがとう。独特の匂いがするからすごく効きそうだ」
ミキサーで作ったのは痺れに効くビタミンB12が含んだ食材などを混ぜたドリンク。
牛乳をメインにしてあさりとしじみのむき身や焼きのり、その他の栄養も取れるように野菜も入れてある。
その特性ドリンクをソラ先輩は一気に飲み干してくれた。
「ねえ、お爺さんのところに結婚の挨拶に行くことだけど日曜日でいいかな?」
「私はいいですけど、祖父の方の都合は大丈夫なんですかね?」

