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愛おしいキミに極甘な林檎を
第40章 婚約者として……



「休むわけにはいかないから……」


おぼつかない足取りで玄関に向かおうとする。


見ていられなくて私は行かないようにソラ先輩の腕を引いて止めた。



「私も休んで看病しますから今日だけはゆっくり休みましょう……?」



説得すると振り向いてくれて熱でつらい顔をした中、微笑まれた。


やっと休んでもらえる……。



ベッドに戻ってもらえると思って安心していたのも束の間。


私の頭にぽんぽんと触れてからソラ先輩は止めていた足を進めた。



「っ……、ダメったらダメです」


喧嘩をしたわけでもないのに手が届かなくて涙が滲んでくる。



「倒れることになっても知らないですからね……!」


おまけに頭に血が上って思ってもない冷たいことまで口にしてしまった。

本当はもっと優しい言葉を掛けてあげたいのに……。


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