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愛おしいキミに極甘な林檎を
第41章 あなたがいない



「朝に風子さんから電話がかかってきて驚きましたよ。仕事に行く前で良かったです」


俯いた私はビール缶を両手でぎゅっと握った。

でもこれ以上心配させたくなくてすぐに顔を上げる。



「…………。そういえば新しい家族には慣れましたか?養子になったんですよね?」


「ええ、弟と妹とも話し合って養子に行くことに決めました。

新しい両親は風子さんを捨てたと聞いていたので最初は不安でしたがいい人たちですよ。優しくて間違っていることもちゃんと叱ってくれますし。

あと風子さんの弟は内向的な方ですが話すと面白い方です」



「ふふっ、そうですか。理人さんの弟と妹は受け入れられました?」



「妹はずっと寂しい思いをしていたので新しい母にべったりです。

弟は躊躇っている部分もあるようですが少しずつ歩み寄ってはいっています。打ち解けていけるように僕がしっかりと見ていきますよ」



「それを聞いて安心しました。理人さんがしっかりしていますし、私が心配する必要はないですね」


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