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第41章 あなたがいない

こんなにも下半身が元気になっているのは、部屋の奥でしている行為のせいだとすぐに分かった。


「鈴ちゃんッ……」

「アッ…、アンッ、アアッ…、陸田さんッ、ハァッ…、アァンッ」


喘ぎ声が聞こえてきて腰に当たる熱い男根がムクムクとさらに大きくなっている感じがする。


うう……。助けて……。


背後の温もりと耳に入ってくる淫らな声と音を耐えるようにぎゅっと目を瞑った。


ダブルで攻められているせいで意に反して自分の秘部も熱くなっている。



ファイルがようやく入った後、触れていた体が離れてホッと一息つく。


「すっ、すまん……。ファイルを戻すのを助けただけだからやむを得なく触れてしまったんだ。許してくれ」