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愛おしいキミに極甘な林檎を
第41章 あなたがいない



「はい……」

そうでないと困る……。



しばらく物音を立てずにこの状況に耐えていると廊下に人影が見えた。


やっと他の誰かが入ってくる。


何も知らない人さえ入ってくればセックスが中断するはずだ。


廊下にいる人がドアの前に近づいて期待が高まった時、カチッと鍵をかける音が聞こえた。


普段は鍵が掛かっている資料室。


他の課でもスペアキーを所有しているから、恐らく私以外に出入りした人が鍵をかけ忘れたと思って戻って来たんだろう。



内側には鍵を開けられないから閉じ込められてしまった……。


最悪だ……。



「ンッ、ハァッ……、次はその体位でするんですか……?」


「だめ?鈴ちゃんめっちゃ気持ちよさそうにするじゃん。だからこうやって脚を開いて」


「アアンッ……、陸田さんッ……、ダメッ、アァッ、これすごくイイですッ、アアッ」


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