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愛おしいキミに極甘な林檎を
第6章 結婚相手

相性が合うか試してみたことに後悔していると胸を顕にされて突起をぺろりと舐められた。
「あんっ……」
この頃から耐えていた努力が水の泡になっていた。
止まらない前戯を受けて、私は控えめに声を上げて身体を小刻みに震わせて快楽に堕ちていく。
「風子さん……、好きですよ……」
本音を言うと相性は最悪ではない。
だからと言って最高と言うわけでもない。
でもなんとなく芽生えてきそうな愛があるのを感じた気がした……――――
それから年が明けて数日経つと仕事が始まった。
やっと課長と話ができると思いきや、しばらく自分の仕事で忙しそうにしていた。
落ち着くタイミングと二人っきりになるチャンスを狙う。
そしてそのチャンスがやってきたのは一月下旬になった頃だった。
給湯室で自分のお茶を作っている時、課長がやって来る。
「お疲れ様です!あの……、課長に話したいことがあるんです」

