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愛おしいキミに極甘な林檎を
第42章 獣欲と甘い果実

何個か食べてくれた後、私も食べるように言われて切ったものを一つ口へ運ぶ。
噛むとみずみずしさがすぐに伝わってくる。
二人で食べるりんごは一人で食べるよりもとても美味しく感じて、とても甘かった……――――
ダンボールいっぱいに入っていたりんごが残り半分になった頃。
「アンッ、アァッ……、陸田さぁんッ……」
「会社でも受け入れる鈴ちゃん……すげー可愛い……」
仕事をしているとまた男女の営みの場に遭遇してしまった。
籍を入れた陸田さんと鈴川さんは懲りずに会社でセックスをしているらしい。
鈴川さんの契約期限が切れるまでもう少し。
そうなればいつもの平和な職場環境に戻るのだから我慢しよう。

