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愛おしいキミに極甘な林檎を
第43章 これからもあなたと一緒に……

耳に掠った吐息混じりの言葉で最高潮の波が近づいてくる。
汗が滲んできた肌も重なる熱も全てが狂おしいほど愛おしい。
「んっ、あぁっ、あっ…、今度は…イッても…いいんですか……?」
「うん。気持ち良くなっていいよ……」
「ありがとうございますっ…、んっ……、あっ…、あぁっ…、ああぁっ」
「風子ッ……」
体の奥から更なる熱が込み上げてくると、ベッドが軋む音も体液が混ざり合う水音も耳に入って来なくなった。
大好きな声で何度も名前を呼ばれているうちに強い快感がやって来て身体が楽になり、頭の中が真っ白になる。
待ち望んでいた瞬間……。
二人で絶頂を迎えた後に呼吸を乱しながらもおもむろにキスをした。
それでも好きな気持ちが溢れて物足りない私はソラ先輩に寄り添っていた。
「体が熱いですけど大丈夫ですか?」

