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愛おしいキミに極甘な林檎を
第45章 親と過去



「だって、ここは結婚するあなたたちが二人で乗り越えるところでしょ?」


「……そうですよね。頑張ります」



「うん、頑張って。わたしも夫のために料理を頑張るから。夫の病院にいる若い女には負けていられないからね」


「塑羅緒さんのお父さんはモテそうだと思いますけど、不安になったりしないんですか……?」



「若い頃はそんな時もあったけど信頼してるからないかな。付き合いも長いし、よそ見してないことなんてよく見れば分かるものよ」


「なるほど……」



丁度よくオーブンレンジの音が鳴り、ミトンをつけて熱い天板をゆっくりと取り出す。


できあがったクッキーはとても美味しそうに焼けていた。


食べたら太ってしまう時間帯にも関わらず、私はソラ先輩のお母さんとそのクッキーを味見して笑い合った。




部屋に戻ると一旦起きたのかソラ先輩がパジャマを着て寝ている。


音を立てないように気をつけて隣に行き、私も眠りについた。


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