この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第45章 親と過去



「曖昧なほど記憶に残りにくいから。後々、この話題を引き出されてからかわれないようにね」


「なるほど。そこまで計算していたんですか」



「そもそも他人に話すようなことではないよ。……セックスのことは俺と風子しか知らない特別な時間だろ」


支配するように不敵に笑う表情も、向けてくる強い視線も私だけに見せてくれる特別なもの。

他の誰も知らないこの姿をこれからも独占し続けていけると思うと胸が温かくなってくる。



でもこの上下関係をなくした方がいいのか迷いがある。

恋人になってから超えられる壁なのに未だにはっきりと決められない。


ソラ先輩は私を同等に見てくれているけど、私は彼を上に見ている。



敬ったままでは不満……?


目を細めた私はソラ先輩の頬を両手で包んでそっとキスをした。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ