この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第47章 白い雪と優しい熱



月曜日。私とソラ先輩は久しぶりに家の外に出て、お互いの会社へと向かった。


本調子ではなかったけど普段通りに仕事をこなすことができた。



残業を終えてマンションへ帰ると、エントランスで新くんとばったり会う。


「こんばんは……。また偶然会いましたね。この前はありがとうございます……」


「いえ、新くんは風邪が治りました?」


「名前を覚えていてくれて嬉しいです……。風邪を拗らせちゃいましたので、これから病院に行くところです。お姉さんは大丈夫でしたか?」


「あはは……。実は私も風邪引いて昨日まで寝込んでました」



「うつしてしまってすみません……。ボクのせいで可哀想な目に合わせてしまいましたね……。
お姉さんには元気でいて欲しいのに……」


新くんは目を細めて私を見つめて、髪に触れようとしてくる。


この前見たのと同じ、冷たい瞳。


それに吸い込まれてしまいそうで私の体は動かなかった。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ