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愛おしいキミに極甘な林檎を
第47章 白い雪と優しい熱



「……それって結構話してるだろ」


「すみません……。私の中ではそう思わないというか、近所付き合いレベルで接しているつもりでしたから」



「じゃあもう少しそのレベルを下げて」


「はい。ソラ先輩が嫌なら従います。……新くんとは仲良くないんですか?」


疑問に思ったことを言ってから私は背中を向けてソラ先輩の体に寄り掛かった。

お湯に浸かりながら肌を重ねるのも気持ち良く感じる。



「俺はなんとも思っていなかったけど、あっちからは嫌われてるだろうね」


「そうなんですか……。大人しいけど話してみると意外といい人ですよ。気が利きますし」


「風子の前では……だろ」



「そんな風には見えないですけど……、なんか違和感があるからそうなんですかね。

あと、さっき火ノ浦さんって人とも会いましたけどソラ先輩と同じ会社の人ですか?」


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