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愛おしいキミに極甘な林檎を
第48章 大切なキミの笑顔



見てもらいたかった絵をやっと手に取ってもらえてソラ先輩は喜んだ。



「……一番にならないと意味がないとあれほど言っただろう。出来損ないでいられては困る」


「えっ……」


でもよく見てもらえないまま、時間を掛けて描いた絵の画用紙を目の前でビリッと破かれた。


二つに割かれた絵は床へと落ちて、それを見たソラ先輩は泣き出して母の元へ走った。



「そんなに泣いてどうしたの?」


「母さんっ……、もうここにいたくない……。いたくないよぉ……。母さんの方のおばあちゃんとおじいちゃんの家に行きたい……――――」



* * *




「この時の一生懸命に描いた絵を破られたのがきっかけでお爺様が嫌いになったんだ。

今はそこまでされても何とも思わないけど、幼い頃だったからすごく傷ついたんだろうね。嫌な思い出だから今でも覚えてるよ」


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