この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第48章 大切なキミの笑顔



逃げるタイミングを見失っていたけど、キスをしている間にさっさとこの場から去ることにした。


早く帰らないと肉まんが冷めてしまう……。



自分の部屋のドアの前まで行って鍵を挿した時、新くんがやって来て私の腕を掴む。


追い掛けてきたのでさえ気づいていなかったから、触れられた瞬間に反射的にビクッと肩が強張った。


この前、ソラ先輩に言われたことが頭に浮かんできてすぐに手を振り払う。



「待ってくださいよ、お姉さん。……なんか前より態度が冷たくないですか?」


「いいえ。こちらこそいいところを邪魔してすみませんでした。……私は忙しいので失礼します」



「――――お姉さんの彼氏なら今日は残業をしてますよ」


ドアノブを握って中へと入ろうとすると気になることを言われて足が止まる。



「やっぱりそうなんですね。この前、大空さんとお姉さんが話しているところを見掛けたからボクのことを聞いたのかなって思いまして……」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ