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愛おしいキミに極甘な林檎を
第49章 揺らぐ未来、そして……



支えていく覚悟をして、これから先の未来ずっと一緒にいることを決めていたからソラ先輩以外の人に迫られる耐性がなくなっていた。



「ごめん……」


涙が止まっても瞳を潤ませている私にソラ先輩は何度かそう言った。


「もう謝らないでください。ソラ先輩は本当に何も悪くないです……」



「俺のせいだよ。雪原くんが恨んでいたのは風子ではなく俺だから。彼が強く望んでいた未来を奪ってしまったんだから当然だよね……」


「どういうことですか……?教えてください」

そのことは新くんも言っていたから気になる。


知りたくて強く見つめると、ソラ先輩はゆっくりと瞬きをしてから重たそうな口を開いた。


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