この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



離れていった事実を受け入れられないまま、何も手が付かない時間が続いた。



ソラ先輩のいない未来なんて考えられない……。

ただその言葉しか思い浮かばなくて、まるで生きることを忘れてしまったように憔悴した。



だけど、独りになってから外の世界へ出ると待っている男がいた。


彼は理解があって、いつも私の近くで大切に思ってくれていた人で泣いている私を精一杯慰めてくれた。



どうやらソラ先輩は「風子のことを支えてあげてください」っと彼と二人っきりで会った時に頼んでいたらしい。


あれほど他の男に私を奪われるのが嫌だと言っていたソラ先輩が託すのだから本気だったんだろう。


私の幸せを願って……――――


捨てられた怒りはあるけれど、憎んではいない。……今でも愛してる。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ