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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



二年後の秋。今日はすっきりと晴れているから、買い物帰りに子供を遊ばせるために公園へと向かった。


無邪気に走り回っている子供を追い掛けるけどしばらくすると疲れてしまう。


年々体力が衰えている気がする……。



「ここでちょっと休もうね。ふふっ、喉乾いたの?」


ベンチに座り、家から持ってきた飲み物をバッグから取り出して与えた。



夏が終わったばかりということもあって髪を揺らす秋風も気持ちいい。


過ごしやすい気温なのか抱いているうちに、はしゃいでいた子供がうとうとして眠ってしまった。


その姿を見て笑みを浮かべていると、エコバッグの底が破けてりんごが転げ落ちた。


早く拾わないと……。



重い腰を上げようとした時、誰かの足音が近づいてきて地面に転がっているりんごを拾ってくれた。



「あっ、すみません。わざわざ拾ってくれてありがとうございます」


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