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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛

高校生の時は優しくて頼りになるから一緒にいたのに、今はそれだけでなくこの快感も彼に求めてしまう。
他の人では満たすことのできない欲がベッドの上で満たされる。
付き合い始めた頃はいつ別れても良かったのに、今は抱きついて縋りついてしまうほど好きになっていた。
「ソラ先輩っ……、愛してますから…私を捨てないで……」
「捨てるわけないだろ。こんなにも風子のことを愛しているんだから」
「嬉しいですっ……。あぁんっ…、んっ……」
腰を前後に動かされる度に甲高い声を上げていた私の声を抑えるようにソラ先輩はキスをして塞いでくる。
息をする余裕を奪われて苦しいけれど、それさえも興奮してしまうほど気持ち良く感じた。

