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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



これから先も一緒にいたいという気持ちは同じだけど、それだけでは済まない。


いくら心が傷ついてもソラ先輩と一緒にいたいと思うのはあの頃と変わらないけど……。


カップを持つ右手の薬指にはめてあるペアリングの存在を感じながら、茶葉の安らぐ香りをすぅっと嗅いでもう一口飲んだ。


「そういえば、ソラ先輩の見た夢で私は誰と結婚していたんですか?」



「郁哉さんだったかな。風子の方は?」


課長か。朝にコンビニで会っているみたいだし、仲がいいから出てきたと思える。



「私の方は姿と名前がぼやけていて誰なのかはっきり分かりませんでした。でも割と近くにいる人みたいな感じはしましたね。

でもソラ先輩が大事なことを頼むことができる相手だったと思います」



「ふーん……。そうか……」


「言っておきますけど、何とも思ってませんからね。私が夢の中で一番愛していたのはソラ先輩でしたし」


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