この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



「分かってるよ。でも、もし他の男に風子を託さないといけない時がきたのなら郁哉さんを選ぶかな。
瀬戸内さんは兄になるわけだし……」



マグカップに残っているミルクティーを温かいまま飲み干そうとした時に言われて、ごふっと喉の奥につまりそうになる。


なんとかごくんと飲んでからマグカップをテーブルの上に置いてソラ先輩に視線を向けた。


「いなくなったらなんて物騒なことを言わないでくださいよ」



「例えばの話だよ」


「だけど、そう思ったからソラ先輩の夢での私の結婚相手は課長だったんですね。それなら納得です」



「無意識なものだからどうなんだろうね……」


冷静に言ってから私と色違いのマグカップを持つソラ先輩。


日曜日の朝はカフェオレを飲んでいたけど、今日は私と同じミルクティーを飲んでいる。


また一緒だ。


些細なことに喜び、久しぶりに穏やかな気持ちでゆっくりと休日を過ごせた。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ