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愛おしいキミに極甘な林檎を
第8章 邂逅と甘美なデート

結局、先に服を買いに行って着替えた。
プレゼントするからと言われてチェック柄のタイトなミニスカートを履かせられた。
可愛いスカートだったから文句はないけれど……。
その後、カフェに行って軽食と飲み物を買って窓側のカウンターに座った。
「ところで付き合って欲しい用事ってなんですか?」
「それはね……、行ってからのお楽しみ」
「教えてくれたっていいじゃないですか」
少しむくれた顔を見せるとソラ先輩は小さく笑ってからコーヒーを飲む。
カップを持った右手を見ると薬指に銀色の指輪をしていた。
その指輪は私とお揃いのペアリング。
まだつけていてくれたんだ……。
「まあ、俺の用事なんだけどね」
「用事……?」

