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愛おしいキミに極甘な林檎を
第8章 邂逅と甘美なデート

以前だと本屋に付き合うとかすぐに済む簡単な用事しか付き合わされたことがなかった。
今回はなんだろうと考えていた時、急に下半身に違和感を感じた。
「……っ!?」
短いスカートで隠れきれていなかった太股をソラ先輩に触れられていて少し驚く。
スカートを上に捲りそうで捲ってこない。
でも素肌に手が触れて淫らな私の身体はそれだけでも性的に感じてしまう。
「こう言う…用事なんですか……?」
「さあ、なんだろうね。悪いようにはしないよ」
爽やかな笑顔で言っておきながらやることはスケベな大魔王め……。
でも、触られて嫌ではない。
気持ちは上がらなくても、身体はもっと触れて欲しいと疼いていた。
食事を終えてカフェを出るといよいよソラ先輩の用事に付き合うことになった。
目的の場所に着くと私は驚きを隠せなかった。
「どうしてここに……!?」

