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愛おしいキミに極甘な林檎を
第53章 あなたがそばにいれば……

「ふぅうう……。見ないでください……」
「あー…、動いたらぽろりしちゃうから」
「もしかして見られて興奮するタイプ?エッチだねー」
「違いますぅ……」
「ここまで色気のある部下がいたら仕事中に変なこと考えてしまいそうだわ。こっちなんておばちゃんしかいないからなぁー……」
「そんなにやらしい体をしてたら狙われない?花城のやつ、絶対部下に手を出してるだろ」
頭がぐらぐらとする中、下ネタと笑い声が聞こえてくる。
壁に背中をつけて目を閉じている間に、周りで何が起こっているのかも判断できないほど意識がぼんやりとしていた。
距離を縮めてきた男に何をされているのかさえも判断できない。
こんなことになるまで飲んでしまって、私はソラ先輩にまた怒られるだろうな……。

