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愛おしいキミに極甘な林檎を
第54章 想いと青春の絆



テーブルの上に両手を置いて話を聞く体勢でいても課長となんだか目が合わない。


「実は……、えっとな……」


「なんですか?気になりますって」


滅多にしない恐縮するような態度を見てその緊張を和らげようと、私が笑うと課長は指を組んでから口を開いた。


「忘年会の日のことだが……」


「あっ、忘年会では迷惑を掛けてすみませんでした。
私ってば、意識を失うほど飲んじゃって泣き上戸になってたみたいですね。本当すみませ――――」





「あの日の夜……、乙羽のことを……抱いてしまった」



その一言で耳に入ってくる雑音が全て消えて、冷たい鼓動が鳴りだした。



「えっ……?」


「オレも酔っていたんだ……。だから……」



「…………」


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