この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第55章 届かぬ愛の裏切り



入ってくる“子”っと言っているから、きっと今回入ってくる人も女性な気がする。


鈴川さんの時のように期間が決められて雇用されるわけじゃないから、しばらく一緒に働くことになりそうだ。


仲良くなれるといいけれど……。



「良かったねー。年下が入ってこないおかげで乙羽さんはいつまでも可愛がられるよ。……課長とお幸せに」


最後の台詞は課長に聞こえないようにこっそりと言われた。


“彼氏とお幸せに”っと言ってもらいたかったけど、面倒なので余計なことは言わずに黙っていた。




陸田さんがいなくなってしまうとなると寂しいだけでなく、課長とどう付き合っていけばいいのか難しくなる。


お節介をされることがなくなるのはいいけど、現実逃避できるような明るい人がいなくなったことによってプライベートの雰囲気を持ち込んでしまいそうな気がした。



仕事が終わって陸田さんが先に帰った後、私の隣のデスクは何も物が置いておらず綺麗になっていた。


チョコレートが乗っていて、書類でぐちゃぐちゃしていたのに……。



「乙羽、そろそろ帰るか」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ