この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第55章 届かぬ愛の裏切り



私の胸元についているほこりを取ろうとしたのか課長が手を伸ばしてきたけれど、触れずに途中でピタリと止まる。


これ以上、近づけてこないと思った私は胸元についていたほこりを手でサッと掃った。


「あっ、すみません。さっき使ってなかったコピー用紙を運んでいる時についたんだと思います」


「汚れても仕事をするとは頑張り屋さんだな」



「午後も頑張ります。そうそう、今日も残業があるから遅くなるって彼氏からメッセージが届いたんですよ。

……だから今日はちょっとゆっくり歩いて帰ってもいいですか?」


「今日は特に用事もないから大丈夫だがどうした?」


自販機にお金を入れて温かいミルクティーを買い、両手で持ちながらにっこりと微笑んで答える。



「課長……、いえ……、郁哉さんに大事な話があるんです」


「大事な話……?」


「はい。帰りに話しますね」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ