この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第56章 あなたを愛しているから……



少し俯き、横目で私を見てくる課長に勘違いされないようにぶんぶんっと勢いよく顔を左右に振った。


本当に何とも思ってないのに、心配する原因になることをソラ先輩に知られたら困る。


それに、以前、潮崎さんと親しくしているとソラ先輩に告げ口すると脅されたから下手なことは言えない。



「なんとも思ってませんよ。私には彼氏がいますし。複数の男を同じように好きになれるタイプじゃありませんので」


「愛することができる人も一人なのか」


「特別な人はひとりですけど……。家族愛というものもありますから、論理的にいうと一人ではないんじゃないでしょうか」



「なるほど。……一番じゃなくても愛されるんだからそれで十分だな」


「寂しいことを言うんですね。私だったら嫌です」



「裏切ってしまった後に待っているのはそういうものだろう」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ