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愛おしいキミに極甘な林檎を
第56章 あなたを愛しているから……



「この子にあなたが言うそんな淫らなことはさせない」


もし、課長に送ってもらっていなかったらどんなことをされていたんだろう。


この体がまた汚れていたんだろうか……。



「くくくっ、課長さんはお嬢さんを愛してるんだねぇ。楽しみにしているよ」


不気味に笑ってコートのポケットに手を入れた火ノ浦さんは私と課長に背を向けた。



このままでいいはずがない……。


火ノ浦さんが歩き出そうとした時、ぎゅっと握りこぶしを作った私は勇気を出して一歩前に出た。



「待ってください!」


去って行くのを止めるにしても出たのは震えた声だった。


でもちゃんと届いたようで、火ノ浦さんは足を止めて私の方を振り向く。



「ん?どうしたの、お嬢さん」



「……彼氏はずっとお爺さんのことで悩んでいました。自分が勤めた会社がお爺さんの会社に買収されることだって望んでなんかいなかったんです」


「ふーん。それで?」


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